1787年創業、230年を超える歴史を持つ京都の老舗米屋「八代目儀兵衛」。
その八代目・橋本儀兵衛氏が2006年にブランドを再構築し、「京の米老舗 八代目儀兵衛」として新たな一歩を踏み出しました。
町の米屋からギフト商品開発、EC展開、飲食業などへと事業を多角化し、全国規模のブランドへと進化を遂げました。
本セッションでは、外部企業として初めてセブン-イレブンの米監修を担った「こだわりおむすび」共同開発の舞台裏をご紹介します。セブン‐イレブン・ジャパンが掲げた「おにぎりの品質改革」に応えるべく、3つの改革を断行し、「冷めてもおいしいごはん」を実現しました。
その結果、監修おにぎりの発売月には、セブン‐イレブン全体でおにぎりの販売数・売上が前月比約10%増と大きく伸長。「米のおいしさ」を主役に据えたコンビニおにぎりの価値転換が高く評価されました。
なお、本プロジェクトの発端を作ったのは、当社の神徳氏。社内外をつなぐプロジェクトメンバーとして初期段階から関わり、開発推進に尽力しました。


◯本セッションの対象者
フードテック・食関連事業者:「冷めても美味しい=技術革新と感性の融合」
行政・流通関係者:「町の米屋が全国流通を設計した実例」
一般参加者・生活者:「おにぎりから見える“食料危機”と“豊かさ”の再定義」