長友味噌醤油醸造元 (カネナしょうゆ) 四代目女将 長友 陽子
魚の「津本式 究極の血抜き」考案者 津本 光弘
青島クラフト株式会社 CMO 最高マーケティング責任者 篠崎 功
宮崎・青島には、140年の歴史を持つ「カネナ醤油(長友味噌醤油醸造元)」と、発酵の魅力を新しい形で発信する「青島クラフトのクラフトビール」という2つの地域プロダクトがあります。
さらにで全国に知られる魚を美味しさ旨味を活かしきる技術「津本式・究極の血抜き」考案者・津本光弘氏を迎え、発酵×加工×発信力が生む「人と地域と関係人口」の可能性を多角的に探ります。
一見異なるジャンルながら、三者に共通するのは、コラボ商品の開発、地域の風土・文化・人の物語を「うまみ」と「技術」と「発信」でつなげているという点。
そしてその周囲には、全国に広がる熱心なファンや支援者や関係人口が育っています。

カネナしょうゆ

津本式✕カネナ醤油
本セッションでは、以下の視点から深掘りします:
プロダクトを通じた外部ファンとの継続的な関わり設計
例:宮崎青島のカネナ醤油が東京「銀座みこ寿司」で採用されている背景
例:青島クラフトが都市部のマーケターから支持される理由
例:津本式が全国の漁師や料理人に広がる理由地域ブランドが関係人口を生み出す仕組み
共感・購入・発信・再訪など多様な関与を生む“設計のしかた”津本式が示す「地元にいながら全国とつながる実践」
宮崎を拠点に24万人超のYouTubeフォロワーを持ち、地方に居ながら全国の料理人や業者とつながり続けるライフスタイル
→ “発信する地方人”としてのリアルな生き方と地域貢献のあり方行政・企業が地域資源を連携して活かす方法
例:青島クラフトと企業マーケター、行政が共創した取り組み長友味噌醤油醸造元の物語に見る、伝統と革新の両立
地元に戻った女将が挑む、家業継承と外部への発信という両輪
青島の実践から見えてくるのは、関係人口づくりの新しいモデル。
加工技術・発酵文化・クラフトマンシップを核に、つながり方を見直す時間です。
【津本式究極の血抜き】
魚の血液には、臭いや腐敗の原因となる成分が含まれています。
通常の血抜き処理 では、50%の血しか排出することが出来ません。
「津本式 究極の血抜き」は血管に水を流し、99%の血を洗浄、排出する技術です 。
津本式により毛細血管レベルで血抜きした魚は、長期保存が可能となるとともに、
血の臭み、苦味がなくなり旨味をより感じやすくなります。