◯プロフィール
フィッシャーマン・ジャパン代表理事 / 現役漁師
1986年、宮城県石巻市十三浜生まれ。漁師の家系の三代目として育つ。
高校卒業後は仙台・東京・愛知などで約5年間働いたのち、24歳で地元に戻り漁師として家業を継ぐ。2年後に東日本大震災に遭い、船・家・加工場すべてを流失するも、漁師を続けることを決意。従来のやり方ではなく、自ら獲った海産物を自ら販売するスタイルを模索し、漁師仲間とともに「漁業生産組合 浜人（はまんと）」を設立。
震災から4年後、個々の力だけでは解決できない「震災復興」「漁業の高齢化」「所得低迷」などの課題に取り組むため、浜ごとに散らばる若手漁師を束ね、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンを立ち上げ、代表理事に就任。全国の若手漁師ネットワークを構築し、一次産業の未来を切り拓く仕掛け人として活動している。
現在も宮城県石巻市十三浜で現役漁師として海に出ながら、地域コミュニティとブランディングを掛け合わせた漁業の新しいあり方を提案。コロナ禍で浮上した食の課題にも挑み続けている。
キーワード：一次産業 × ブランディング × 地域コミュニティ / 漁業の革新と復興 / 若手漁師ネットワークの構築
