A07 17:40–18:40 A会場(東館3階 緋燿/ひよう)
YouTube1億6,600万回再生の「津本式究極の血抜き」 リール動画2500万回再生の「Pastaクオーレ」の料理と発信から考える 魚とお料理の価値の高め方
FOOD JAPAN SUMMIT 2026 in MIYAZAKI
魚のおいしさや価値は、獲れた瞬間だけで決まるものではありません。
どのように締め、血を抜き、温度を管理し、熟成させるのか。
そして、その魚を料理人がどのように見極め、一皿に仕上げ、お客様へ伝えるのか。
その過程によって、同じ魚でも味わい、日持ち、販売価格は大きく変わります。
「津本式 究極の血抜き」を考案した津本光弘氏は、魚の状態を見極めながら腐敗につながる血を取り除き、
時間とともに旨味を引き出す独自の仕立てを追求してきました。
その原点にあるのは、単なる鮮度保持の技術ではありません。
「一匹でも多くの魚を、捨てることなく、最後までおいしく食べてもらいたい」という、
魚への深い思いです。
一方、愛知県日進市のPastaクオーレを営む岡田健吾氏は、生産者の顔や食材への思い、旬の魅力を、パスタという一皿に表現してきました。
日本のごはんとおかずのように口内調理をするフィージョンパスタや昆布茶をパスタの茹で汁に使ったり、日本の食材や調理器具、技術を生かしながら
「日本人にしかつくれない、日本ならではのパスタ」を追求しています。
二人に共通するもう一つの力が、YouTubeをはじめとする動画での発信です。
津本氏は、職人の経験として閉じられがちだった魚の締め方、血抜き、保存、熟成の技術を動画で公開。「津本式」という技術と考え方を、国内外の漁業者、流通事業者、料理人、釣り人へ広げてきました。
岡田氏も、料理の完成形だけでなく、食材と向き合い、一皿が生まれるまでの過程を発信しています。食材の魅力や生産者の思いを、料理と言葉と映像によって、お客様へ届けています。
本セッションでは、魚を料理人へ届ける前の「仕立て」、受け取った魚を最高の状態で提供する「料理」、その価値を多くの人へ届ける「発信」という三つの視点をつなぎます。
「新鮮な魚」と「おいしい魚」は、本当に同じなのか。鮮度と熟成はどう違うのか。津本式で仕立てられた魚を、料理人はどのように見極め、火入れやソース、パスタとの組み合わせを決めるのか。
さらに、これまで十分な価格がつかなかった魚や、流通の都合で廃棄されてきた魚を、技術と料理、発信によって「高くても食べたい一皿」へ変えることはできるのかを考えます。
良い技術や料理があっても、その価値が伝わらなければ、選ばれる商品や店にはなりません。
一方で、発信だけが注目されても、確かな技術とおいしさがなければ、長く支持されることはありません。
二人は、専門的な技術をどのように分かりやすく伝えてきたのでしょうか。
技術を公開することへの迷いはなかったのでしょうか。
そして、YouTubeでの発信は、信頼、来店、商品購入、取引先、仲間との出会いに、どのようにつながったのでしょうか。
漁業者、仲卸、料理人、発信者が一匹の魚を起点につながり、その価値を最大限に高める。
生産者の利益を増やし、食品ロスを減らし、日本の魚を全国、そして世界へ届けていく。
一匹の魚が、最高の一皿になり、その価値が人から人へ伝わっていくまでを考えるセッションです。
主なトークテーマ
「新鮮な魚」と「おいしい魚」は同じなのか
魚の価値を左右する、締め方・血抜き・保存・熟成
津本式で仕立てた魚を、料理人はどう見極めるのか
魚の旨味を引き出す火入れと一皿の組み立て方
生産者の思いや食材の背景を、料理で表現する方法
未利用魚や価格のつかない魚を、価値ある商品へ変えられるか
技術を公開することで、仕事や業界はどう変わったか
専門的な内容を、動画で分かりやすく伝える方法
再生回数を、信頼・来店・購入・取引へつなげるには
漁業者・流通・料理人・発信者による新しい共創
宮崎の魚を、全国・世界へ届けるために必要なこと
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タイムテーブル
DAY12026年11月17日(火)
9時半〜翌0時40分・セッション(講演)・ランチネットワーキング・試食ブース・ネットワーキングパーティ・スナックセッション(23:00〜0:40)
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DAY22026年11月18日(水)
コラボ・共創メゾットを学ぶ+霧島フィールドワーク(霧島酒造・西製茶・福山黒酢・霧島神宮)
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